水銀灯廃止に伴うLED化工事もお任せください。


◆ なぜ水銀灯が禁止されたのか?
1. 水銀は強い毒性を持つため
水銀は神経系にダメージを与える有害物質で、環境中に漏れると食物連鎖を通じて蓄積します。
特に メチル水銀 は人体への影響が大きく、世界的な規制の対象です。
2. 国際条約(ミナマタ条約)による規制
2013年採択の 水銀に関する水俣条約(Minamata Convention) により、
水銀を使用する製品は 2020年以降、原則製造・輸出入禁止 になっています。
対象には以下が含まれます:
- 高圧水銀ランプ(街路灯など)
- 一部の蛍光ランプ
- 水銀を含むスイッチや温度計 etc.
3. 廃棄時の環境リスクが高い
破損・焼却により水銀が環境に放出される可能性があります。
自治体での処理もコスト・手間が大きいため、世界的に代替品への切り替えが進んでいます。
4. LED などの代替技術が普及したため
LEDは
- 省エネ
- 高寿命
- 水銀不使用
- 明るさ・色味の改善
などの理由で水銀灯より圧倒的に優位です。
そのため規制の後押しもあって急速に置き換えが進みました。
◆ 結論
上記の条約により水銀ランプの製造は原則禁止となっています。
工場や商業施設等、水銀灯からLED器具への取替は弊社にお気軽にお問い合わせください。
